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2017/10/25 20:30

 

初めまして、toiro knitwearです。

新潟の雪深い街・五泉市の工場が作っている小さなニットブランドです。無理なくワードローブに溶け込むような商品を心がけ「十人十色の着こなしが出来るように」と努めてシンプルに。そして、ニットが持つ暖かな素材感を楽しんで頂けるように国産ニットを作っています。男女ともに、そして年齢を問わず、長く着ていただけるユニセックス(男女兼用)のニットです。

今シーズンの新作も通信販売分は、残り僅かとなりました。今日は、事実上、最後のご案内かと思います。「今年は通販を頑張るぞ」と思ってイメージイラストも描いてもらいました。展示会や直販イベントでお会いした方の、実際の話をイラスト化しました。例えば、こう言ったイメージです。

自分だけが知ってるような隠れ家的なサードウェーブ系のコーヒーショップまでクルマで15分。たまの休日に息子を連れ出すも、ずっとケータイをいじってばかり。「そうか。自分の世界が広がり始めたんだね。今のキミと世の中を繋いでるのはケータイなんだもんね」みたいな余裕のパパも手触りのいいtoiroのカーデ。

 

一方、世界と繋がるも何も、ただ単に「欅坂」の推しメン画像を漁ってるだけの息子も、縫製のしっかりした国産ファクトリーtoiroのカーデ。ラム(子羊)の柔らかなウールに包まれる。そんな親子の休日。

 

独身が長くなるとワードローブもひと通り揃ってて、新しい何かを買い揃える必要もなくなる。ただ、ここ数年、秋が近づくとニットの暖かさが恋しくなる。これは俺が枯れたからなのか。毎年いろんなニットを試した結果、自分には、軽くて柔らかいから疲れない、そんな国産ニットが合っているようだ。

 

今年は、雑誌にも出ていないような、自分で探し出したファクトリーブランドがいい感じだ。会社の女性陣の評判も悪くない。ニットを着ると、女子ウケが20パー上がる。不思議なもんだ。

 

昔からオシャレと言われるお婆ちゃま。誰に会うってこともないけど今日もお気に入りのニットを。急に遊びに来てくれる娘や孫に、お婆ちゃんみたいなカッコをしてたら、気持ちまで「老けた」なんて思われちゃう。

 

いつもは、百貨店でしか買わないけど、一昨年、娘たちと行った家具屋さんで、なぜか展示会をやってた地元・新潟産ブランドのニット。孫にも「似合う、似合う」って言われてお気に入り。今年も一着買い足したの。いつも着てると毛玉できちゃうから、今年は「代わり番こ」に着てるのよ。こちらのお婆ちゃまもお似合いのベージュ。襟内のカラー切り替えはボルドー。顔色を明るく色付けてくれます。


と、こんな感じで着てくれる方をイメージして作りました。

 

実際の着用イメージを一部、ご紹介。 着用モデル162cm(size-S)

 

最後に、あと少しだけアピールを。

 

toiroは、日本で一番、ニットを作っている街・五泉市の工場生まれ。ただ、しかし「日本一のニットの街」と言っても日本製ニットは、全体量に対し約3%。その中での一番です。

 

つまり、皆さんが、お店で手に取るニット製品の97%は「海外製品」という時代なんです。

 

なぜ圧倒的に海外製品が多いのか。

 

それは単純に、海外製品の方がコストを抑えられるから。だから当然、メーカーさんは、少しでも安いものを仕入れるのが当たり前。ビジネスの基本ですから。

 

それでも、日本製を発注し続けてくれるメーカーさんがある。その理由もシンプルです。「品質」です。高くても、品質に納得してくれているからです。

 

どんなに「安く作りますよ」という海外工場が現れても、選ばれ続けてきた日本の工場。

 

私達には「3%のプライド」があります。

 

創業60年を超える、老舗ニット屋の技があります。そこには、丁寧なモノづくりに裏付けられた、きちんとした理由があります。届いた商品の裏側に隠れている「国産ニットの価値」を感じていただければ幸いです。想いが余って、長くなってしまいました。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

toiroのサイトでは、着用したイメージ写真を豊富に掲載しています。こちらの画像は、モデル176cm(size-L)