2018/10/10 20:35
先週、久しぶりに地元・新潟に帰省していたに、ニットブランド「」のシーズンビジュアルを撮影してもらいました。以前と同じく、機材は本人愛用のアナログカメラ。




懐かしいフィルムの質感に収まる被写体は、すべて十代の高校生。 古い機材を操るのは、若く瑞々しい感覚を持つ新進気鋭の女優で、一方、被写体となるのは、地元・新潟に暮らす彼女の友だち。


こういった、ゆるいロケーション撮影の場合、どの瞬間を切り取るかは、カメラマンの感覚次第なので、意識しなくても、今、彼女が過ごしている生活のスピード感だったり、ムードが滲み出ています。なんとも繊細で、どことなく都会的。


しかし、ここに写っているのは、まちがいなく、地方都市のスローな情景。秋の空がそう感じさせているのでしょうか。楽しげでありながらも、ちょっとセンチメンタルに見えませんか。


もともとは「ニットを、こんな感じで着てくれたら気持ちいいはず」ってニュアンスを、柔らかく、温かく、ゆっくりと伝えるための撮影だったんですが、フィルムを現像してみたら、今しか撮れないものが写っていました。









◎モデル_ロングヘア女性/173cm(420006_Oversized Stall/イエローMix/size-FREE着用)◎モデル_ショートヘア女性/163cm(420004_Reverse Rough Pullover/テラコッタ/size-M着用|420005_Combination Mohair Cardigan/グレー/size-M着用)◎モデル_男性_187cm(420005_Combination Mohair Cardigan/レンガ/size-L着用|420004_Reverse Rough Pullover/グレー/size-L着用)
撮影者近影_栗林藍希

