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2018/10/10 20:35

先週、久しぶりに地元・新潟に帰省していた女優・栗林藍希(ASOBISYSTEM所属)に、ニットブランド「toiro」のシーズンビジュアルを撮影してもらいました。以前と同じく、機材は本人愛用のアナログカメラ。

懐かしいフィルムの質感に収まる被写体は、すべて十代の高校生。 古い機材を操るのは、若く瑞々しい感覚を持つ新進気鋭の女優で、一方、被写体となるのは、地元・新潟に暮らす彼女の友だち。

こういった、ゆるいロケーション撮影の場合、どの瞬間を切り取るかは、カメラマンの感覚次第なので、意識しなくても、今、彼女が過ごしている生活のスピード感だったり、ムードが滲み出ています。なんとも繊細で、どことなく都会的。

しかし、ここに写っているのは、まちがいなく、地方都市のスローな情景。秋の空がそう感じさせているのでしょうか。楽しげでありながらも、ちょっとセンチメンタルに見えませんか。

もともとは「ニットを、こんな感じで着てくれたら気持ちいいはず」ってニュアンスを、柔らかく、温かく、ゆっくりと伝えるための撮影だったんですが、フィルムを現像してみたら、今しか撮れないものが写っていました。

 
 
仲のいい友達同士の、日常を覗き見ているようでありながら、ファッション的でもあり、ある意味、とてもtoiroっぽいシーズンビジュアルが出来ました。本来は、商品特性を知ってもらうために、ニットの質感や柔らかさ、軽さ、暖かさが伝わる写真を撮るべきなのかも知れませんが、それより大切な「どんな気分で着てほしいか」が伝わる写真になったのではないでしょうか。

 
 
 
 
 
 
最後にスタイリングについても、少しご紹介しておきます。
 
カラーバランスは「カーキ」や「ベージュ」といったベーシックなカラーに、インナーのシャツ、ハイネック、ボーダーカットソーは、清潔感のある「白」を使った定番コーデ。そこにtoiroのニットをオンしただけ。この撮影で使ったニットは、toiroでも毎シーズン人気の「イエロー」系統を多用しました。ご覧の通り、コーデのアクセントになるので、一着あれば重宝するアイテムのはず。しかも、互換性が高く、どのコーデのアイテムを入れ替えても、すべて成立するのではないでしょうか。toiroは、誰のワードローブにも溶け込み、十人十色の着こなしが楽しめるニットを目指して開発しています。


◎モデル_ロングヘア女性/173cm(420006_Oversized Stall/イエローMix/size-FREE着用)◎モデル_ショートヘア女性/163cm(420004_Reverse Rough Pullover/テラコッタ/size-M着用|420005_Combination Mohair Cardigan/グレー/size-M着用)◎モデル_男性_187cm(420005_Combination Mohair Cardigan/レンガ/size-L着用|420004_Reverse Rough Pullover/グレー/size-L着用)

 

撮影者近影_栗林藍希

https://www.youtube.com/watch?v=fb64QNjRWhs